2018年9月1日土曜日

バディダイバーの心中、串本ダイブ その1

9月ですね〜。さて、私のログはやっとこ8月上旬ですが、先に中旬に潜った串本ログを書こうと思います。

久々の串本バディダイブでしたが、ああ、やっぱりめちゃんこ楽しいー!

ただ、8月前半にバディダイブでなんかあったらしく、ショップさんが廃止も念頭に入れているほどとのこと。

そんな前置きと、2ヶ月ぶりのバディで緊張してエントリー

今回はボート時のバディダイバーの心中をメインに書こうと思います。笑


1本目、船はグラスワールドメインへ。

oO(よく潜るポイントや。透明度もまぁまぁ悪くないな。ホッ。)

ブリーフィングである程度行く方向決めるんですが、串本はアンカー満タンとかでポイント変更がめっちゃ多いし、透明度もバラエティ豊か。笑

ブリーフィングでは、必ず知らないポイントについた時と、透明度の度合いによる作戦を話し合うことにしています。

oO(バディダイブ久々やし、注意喚起もあったしドキドキ。透明度的にプラン通りよく行くコブハマサンゴに行くか)

プラン変更した場合わかるように陸ではオリジナルのハンドシグナルもしっかり打ち合わせします。
例えば角度を伝える時や迷った時、安全停止の方法によるシグナルなどを決めていると便利です。

oO(潜降はフリーでも、必ずアンカーに集合してもらうで〜。角度オッケー!さぁスタート!)

流れたアンカーの中層で合わせるとえらい変わるときありますし、地形覚えた今でもしてます。

スイスイ

oO(よーし、いつもの砂地の切れ目も確認〜。あれ?コブハマについたけど、いつもより左にずれてついたなぁ? 横流れしないように対策していたつもりなのに...ちょっと慎重にならねば..)

oO(コブハマこえて砂地も気になるなーちょっと行くか。この辺は目印ないし大雑把な砂地とガレの配置で覚えてるから、コブハマが見える範囲で〜)

oO(あれ?いつもはそんなにいないヤッコエイが4...5匹...)

oO(これは繁殖的な意味で集まってきているのかな?うわ!気になる!!)

だが同時に、他のバディダイバーさんが言っていたことも脳裏に浮かぶ。

ーヤッコエイを追うとロストするー

oO(もっと近くに寄りたい!追いたい!だけど!)

チラッ

oO(コブハマは見えないが、いる場所はわかってる...)

oO(戻れば見えるはず。でも万一ということも)

oO(わっ!近づいてきてる!いつも逃げられるのに!なんでや!気になる!)

oO(でもでもまて、追うのはあかん)

oO(いやでもしょーじき全然帰れる〜!全然分かってるー!だからちょっとくらい追うか〜あーだが最初の到着ずれたのが気になるあああ)

そんな思いで撮った写真です↑
(調べると繁殖期は10月頃からみたいですね。笑)

グラスは根が密集しているわけではないし、特に目印のないガレ場にも色々いて、どちらかというと砂地の配置や切れ目と水深などで覚えた方がわかりやすいとは思うんですが、
荒れたら変わる可能性のある目印ということにもなるので、常に自信満々でおれません。
この、自信満々にいれないのは結構辛い。


そんなグラスは、とりあえずわかる根から東西南北の風景を頭に入れることで、なんとかなってます。

横流れ対策してない頃、西からメインに戻ってきたつもりが、東の北までながれてて、そこがたまたま調査済みの景色やったので気づいて戻れたことがあったのです。。(気づかなければ相当なロスト・・・)

oO(そろそろ帰ろうかね〜。)

oO(そーいえばエンジン音なっていたし、人多いし、多分二隻ついているな...安全停止はバーでせずアンカーでしよう。。)

串本は、通常後から来た船がアンカー手前に、先に来た方がアンカー奥に入れ替わるシステムのようなので、潜ってる最中エンジン音がなったら大概自分の上がる方が遠い位置にあります。

最終的に、船底とはしごの位置、安全停止バーの特徴で自分の船でないことを判断したら、さらに泳いで自分の船の下に行き、安全停止バーで停止後上がります。

oO(水面移動はしんどいしな..)

しかし二隻目って、アンカーからはもちろん1隻目からもはっきり見えないことが多いです。
1隻目から2隻目に行っている間ロストすることも0%ではなく(風が変わると船が全ん違う方向に移動するときあります)
地形も見えない位置でロストしたら水面に上がるしかありません。

そうなっても良いように先にロープで安全停止し、いつ上がっても良いようにして水深5m
を保ちながら自分の船に行くようにしています。

潜降する方の邪魔にならないようにね〜。

もちろん、バディさんにはあらかじめロープで安全停止する場合とバーでする場合のハンドシグナルを伝えておきます。

以前、余裕ぶっこいてバー持たずに安全停止してたらめっちゃ流されていたこともあり、海はほんまなめたらあかんです。

oO(このダイブも楽しくダイビングできた!
バディさん、スタッフさん、船長さん、串本の海とその生き物にありがとう〜´
`)

ということで、結構色々考えて潜ってます。笑

一見、考えすぎ!楽しめよ!と思うかもですが、わたしは色々考えるのがたのしーのでオッケーなのです。

また、なんか語っている感じですが、あくまでわたしの考えや反省をもとにしたもので、プロの方から見たら危ないよ?というのもあるかなと思います。

正直、最初にバディダイブしたきっかけも、みんなを大好きな串本の海に案内したい!という、いわゆるガイドごっこでありました。

そういう、その時々の甘々な考え方も潜るたびに改めることが多いです。
でもやっぱりね、ひさびさに潜ってよくわかる。

大好きなんです。この海。