2018年6月29日金曜日

深夜、そして夜明けへ、水俣ダイブ その2

前回のブログ、冒頭の愛とはなんであろうか..のフリを完全に忘れ去って落ちてないことに気づいたが、まぁとりあえず水俣ダイブの続きです。

お世話になったお店:水俣ダイビングサービスSEAHORSEさん

さて、6月中旬の水俣。
ミッドナイトやからやっぱりドライを選択。

超ベッタベタのベタナギポイントなんだけど、私結構な緊張しいなので初ポイントにそわそわ。

なんと!潜水直前にガイドさんが調査ダイブしてくれるのですが、待っている間緊張して早々にドライ締め切って...めっちゃ蒸し暑かった!笑

水中は23度台とちょうど良い感じ。

ほんでドライロックしたまま気づかず潜降して潜りづらああああってなってました。( ´ ▽ ` )....いつまで初心者なん

さて水俣の海は、ヒメタツ以外にも生命に満ち溢れている内湾と感じました。

ミッドナイトでカエルアンコウとか、うぐぐ捕食チャーンス!と粘っていたというのに、私に怯え段々と隠れてしまいました。


..
...
いや、これはこれでかわいい

胸ビレの模様もとても綺麗なおチビでした。

あとたくさんいた

チャガラおチビ。
いつもフヨフヨ泳いでるけど、ミッドナイトではこんな感じで海藻に寄り添ってたりします。
起きてるのも多かったが。

前の南伊勢ダイブで再注目していたので、やたら目に入ってくるアナハゼ。
これはうーーん

側線に皮弁があるのでノーマルアナハゼではない感じ。背びれ前二棘がやや高で、顔腹側の暗色まだら模様、アサヒアナハゼかなぁ。

比較的おチビのもとっても綺麗!

でもこうなるとさらに同定が難しい〜!
アサヒかなぁ。

めっちゃ興奮したシーンが
このこ、

が、食べかけられるシーン。

おチビヒメタツを見てたらやってきたんやけど、なんかにょろにょろと。
これオオカズナギナイトカラーかなぁ?と思いながら、あまり確信持てず見ていたら、その横に....


カサゴさんがこそりこそり。

どうなるのかと見てて、ふと、ライト照らしてるからにょろにょろくんが目立ってるんじゃ!とライトよけたところで
びゅーーんっと!
カサゴさんがにょろにょろくんに飛びつく!
ぎゃーん!!
生ではよく見れたけど写真にはとれず。

そして確実に食いついたけど、なんとか口から逃げのびていました。

なんか、普通のナイトの方がうとうとしているのが多い気がするというか、ミッドナイトは夜行性と昼行性がはっきりするのかなって感じですね。

そうして潜っていると、海の中も明るくなってきます。

ミッドナイト2本じっくり潜るので3本目は日の出ダイブなのです。笑

この日は大阪の職場から熊本向かって、3本目潜ってまた大阪の職場に戻って仕事するというハードスケジュールでしたが、今度は3日くらいかけて行きたいなぁ〜〜。

2018年6月28日木曜日

深夜潜水、水俣ダイブ、その1

愛とは..なんであろうか....

今回は熊本県水俣の海に潜ってきました!
お世話になったお店:水俣ダイビングサービスSEAHORSEさん

水俣のことは、恥ずかしながら社会科で習った水俣病のことくらいしか存じておらず、まさか潜ることになろうとは
(もちろん汚染されていると思っていたわけではないが、潜るイメージもなかった)
という感じです。

今回の目的は最近新種とされたヒメタツ&その生態行動を見にです。

結果的に..1日しかおれんかったのもあり、ハッチアウトや求愛MAXは見れなかったんですが、もうガイドさんのリサーチ力がすごくって!!!

ブリーフィングでもらえるヒメタツの情報もすごい〜!!!

そしてなんと初ミッドナイトでしたが、
ガイドさんがしきりに、「初ミッドナイトは疲れるから無理しないように」と気遣ってくださって、体調見て潜る本数も調整してと配慮深く....そういった意味でも安心して初ミッドナイトできましたよ( ´ ▽ ` )
(まぁ心底元気やったので当然のごとく3本お願いしたけどね!)

で、ハッチは見れんかったけど、
お腹パンパンの父たちは見ることできましたよ〜。

父の背を見る



おチビもたくさん。


いろもいろいろ!

かなり薄い求愛レベルしか見れなかったのですが、それでもラブラブやのおおおええのおおおおおおって感じでした。


ちゅーせーへんのかい!!

周りに付き合ってるの隠してるけど、正直バレバレなカップルばりの。


ねぇなにさ、このもどかしさ、、
むしろ愛を感じるもどかしさや〜。

やはり観察していると、なんとなく魚たちの声が聞こえてくるような。。

魚たちの社会性が見えてきてすごく楽しく不思議な気持ちになります。
魚たちにも確実にルールがあるなあと。

まぁ、人間の物差しで勝手な想像なんだけどね〜。

2018年6月27日水曜日

サクラ色が好き、南伊勢ダイブ その4

なんちゅう暗闇におるんや..と手こずったお魚サクラテンジクダイ。

お店:アリストダイバーズさん

桜色ってなんでこんなに可愛いんやろか。
私もサクラ色になりたいけれど、最近ファンデーションの色ワンランク茶色にしなあかんことに気づきましたorz

暗い洞窟というかここ入れるのか!的なところで見せてもらい、ライト照らすと引っ込むので四苦八苦。

しばらくしてレッドライトの存在を思い出す。

レッドライトであっても生物たちは感知しているように思うが、通常のライトよりはるかに早く慣れてくれるので、やはり良い。

ただ、見回すためにライトチラつかせ、また固定せずフラフラとしてしまい、警戒させてしまった。

それならいっそ普通のライト付けても固定させてじっとしてる方が生物は安心するようで、確かに!

サクラテンジクダイの近くをうろついていたオオスジイシモチの顎が

串本に続きでかい。

串本の時はペアでいたけど、どうも保育期になると単独でいること多いと詳しいガイドさんが教えてくださり、今回単独やったのでまじまじ。

うーんいない感じでした。

その他に視力検査を仕掛けてくる

オトメウミウシペア。いや、交接ですかね。

あとこちらは紫のムカデミノウミウシ。

ムカデちゃんは南の方でも見てきたけれど、場所によりカラーバリエがありますね〜!

南伊勢は紫ということでとても色っぽいカラーなんやけど、大きいので、なんとなく2丁目な感じ。

キイロウミコチョウとか

身の分厚いヒラミルミドリガイとか

頭隠しまくるシボガウミウシとか

満載ー!!!

ダンゴちゃん時期じゃない南伊勢行くと、ゆったりいろんなもの見れて楽しい〜!

今回めちゃ好きになったのが、写真撮ってないんやけど横に長い洞窟ポイント!
非常に低いねんけど横に広く、出口も横に広いから向こう側の光がしっかり入ってきて、天井からはえものと、生き物もなかなかー!
またあそこ行きたいなぁ〜!

さて、実は私が安価で譲り受けた一眼は、おおもとを辿ればアリストダイバーズさんとこのカメラで、懐かしんでいただきました笑

なんだか縁ってすごいなぁと。
カメラはまだまだですが、前よりコンデジに逃げる数が減ってきましたよ( ´ ▽ ` )

2018年6月25日月曜日

激浅の沼、南伊勢ダイブ その3

南伊勢にて、ダイビング後にアリストダイバーズさんの真ん前に広がる海へ、、浸かってきました。

ずっと気にはなっていたけど、入っていいか分からんくて、、念願のシュノーケル。

ドロメ幼魚

可愛くって追いすぎて後姿ばかり。。

カメラ真上に一灯つけているストロボが水面から出ちゃう浅さ。笑
苦肉の策でカメラを90度倒して光らせるも。。

こちらは大人?ドロメ

ドロメのことを調べていると、そっくりなのにアゴハゼというのがいるらしい。

このドロメちゃんの虜になってこのビーチで潜りまくる人々がいるらしい。
うん、私も次は潜りたい!

他にも、、な、なんやでかすぎるイチモンジが..と思ってしまった笑

多分シモフリシマハゼ?
ほっぺた下の霜ふり部分はよく出てませんが、背びれの模様的にアカオビの方ではないかとおもい、ハゼ図鑑とにらめっこ。

あと、うーん目の特徴は薄いけど、、誘惑気味の
クツワハゼかなぁ???一番の特徴の目からのラインが薄いの結構いてよく分からんのだが似たハゼでもおるんかな...

岩陰には大きいクモハゼらしきものが。

調べてると河口付近やタイドプールハゼ達ですねぇ。

おそらくスジエビモドキの方と思うけど、エビたちもすくすく育ってますね。めちゃでかい!

グイグイくるから

おきまりのクリーニング〜!

よく深場とかにいるエビちゃんのクリーニングはウツボとかもいたりして迂闊に手突っ込んだら危ないのだけど、
潮溜まりとかにいるし、突っ込まなくても寄ってくるから安心〜( ´ ▽ ` )

いつも串本でこの半分くらいのサイズにしてもらうねんけど、、、引っ張りすぎて私の指から手が離れてぴゅんって後ろにヨタつくので可愛い。
でも、意外とそのおチビにされる方が痛っ!てなるときある〜!

チャガラおチビなどもいて綺麗やったー!
激浅なだけに、永遠潜ってられますな。シュノーケルやから余計!

帰りの時間間に合わないよ..とお店の人に気遣われてエキジットしたのでした( ´ ▽ ` )

新しいガイドくんが、水面上からも、どこに何がいるかガイドしてくれました〜!

2018年6月22日金曜日

禁断のお触り、南伊勢ダイブ その2

スナビク目当てでやってきたのですが、目に入ってくるアナハゼたち。


そうそう、初めてアナハゼを見たのも、ここ南伊勢でした。
お世話になったお店:アリストダイバーズさん

初めて見たときは、大きな低い海藻にペタッと座り、サージに優雅に揺られていたのが印象的でした。

まるでゆりかごにのってるような。
当時これだけ近づいても逃げない魚って!

と、驚きながらみてました。

でもアナハゼって、顔や雰囲気ですぐアナハゼって思うんだけど、なんか違和感というか、アナハゼ?ってなるなと思っていたら、実はアナハゼにもいろいろ種類がいることに気づきました〜( ´ ▽ ` )いまさら!

どうりで、青海島でもアナハゼたくさんみたのに、なんか違和感が拭えず〜だったのか。


南伊勢にはこんな赤いアナハゼも目立っていて、やたら近づいてくるのが!

色彩変異にしてはやたらいるなと調べてみると多分、アヤアナハゼ?

グイグイ寄ってくるので、

いつも潮溜まりのハゼを寄せるのと同じ要領で待ってみました。
さらにどんどん近づいてくる!


でも潮溜まりのハゼとは別の理由で近づいてきているようでした。
純粋な好奇心というか。


あまりに逃げなくって、見つめてくる目が可愛くて、
普段、海の生物なるべく触らないようにと思っていたのに、
ついつい手を伸ばしてしまいました。。

最後、触る瞬間、強く触らないよう加減に緊張してプルプル指震えてしまいながら、、ちょんと触れ、逃げない。

まるで会話できそうな気分になってしまった。

もう・・・連れて帰りたいくらいかわいいってなっちゃいました。もう〜〜〜!!!

2018年6月17日日曜日

スナビクニンを求めて!南伊勢ダイブ その1

6月上旬、南伊勢に潜ってきました。
お世話になったお店:アリストダイバーズさん

狙いはスナビクニン。
昨年頃だったか・・・アリストさんがスナビクニンたくさんいるポイント発見されてからずっと気になっていたのですがやっと!行けた!そして見れた!

なんと言ってもこの時期は夏期スケジュール。
電車でも、大阪朝出発で日帰りダイブできちゃいます。
(冬期は前泊するか・・車か・・・人にお世話してもらわないと無理ですね)

猫目は光の影響らしい。

スナビクニンシーズン的にぎりぎり後半って感じでしたが2匹見れ、
超サージやったけど新しいガイド君がナイスサポートしてくれたおかげでなんとかピントだけは合いました。笑

あとドライ再水没中でウエットやったけど全く問題なし〜!(晴れてたから)

スナビクニン、前にも南伊勢で見たことあるから認識していると思っていたけど、
指さされてもしばらくカイメンやん?ってなっちゃいました。笑

前回のスナビクニン

これの表に

ダンゴウオいる豪華なやつでした笑

シーズン前半はもっとカラフルにいろんなのが見れるらしいですよ( ´ ▽ ` )