お世話になったお店:潜水屋(三重県松阪)さん
雨上がりの晴天 超強風 気温17度 水温19度 8mmセミドライ+1mmインナー2枚 透明度15m
で、梶賀では今、フィコカリスシムランスがペアでいて、それも10m以浅なためじ〜〜〜っくり撮れるんやけど、
話題のフィコちゃん以外にもめちゃ気になっていたものをチェックしてきました〜。
はい、
砂地のワレカラです。
※生物の体の細部が見やすいようコントラストやらかなりいじってます。
実際はこんな感じ。
梶賀の砂はサンゴなどが混ざっていない分小粒ですが、ドロまで行かない感じ。巻き上げてもおさまりやすいというか。(私感ですが)
ダテハゼも結構多く、時期的になのかアミ系の群もかなり多かったです。
その砂地をじっと見つめると・・・一見何もないように見えます。しつこく見ていると透明の管が動いている。その周りには黒い点が動いている・・・。
もっとよ〜〜〜く見ると透明の管はワレカラで、黒い点はホテイヨコエビの仲間でした。そんなスケール。
実は私の中でワレカラが砂地にいるっていう概念がなかったのですが・・・最近出た「われから」って絵本の付録をみていると砂地にもいるということで探してみたのです。
ほなら
めっちゃいたわけです。(赤矢印:ワレカラ 青矢印:ヨコエビ オレンジ:アミ系)
ワレカラもホテイさんもめっちゃいました〜。
別に砂地で目を凝らしたのが初めてというわけではありません。
ホテイヨコエビの一種が砂地にいるのを見せてもらってから、わりと砂地はヨコエビサイズを探す眼で見たことがあるのだけど、今まで全然気付きませんでした。
時期もあるかしら?
さて同定タイム。その「われから」という絵本の付録には同定のための情報がたんまり!
まず砂地ということで4種にしぼれたためそれくらいなら一つ一つ検索するか・・・とググったが想像以上に出てこないorz
それもそうか。ダイバーがワレカラを載せるときは「ワレカラ」としか載せないか。笑
再度写真と絵本を見ると・・・このワレカラ、足が多い・・・・・
絵本に乗っていた種類で足が多いのはウミワレカラのみでした。これだ!と思いつつTwitterで皆様に聞いてみると・・・
詳しい方がこの特徴だけだとウミ確定とは言えないこと、ムカシワレカラ亜科は確定であること、砂地のワレカラ情報はまだ少ないことを教えて下さいました。
うん・・私のように生物の知識中途半端やと「これ」と思ったらずっとそれになってしまうので、
「違う可能性」を教えてもらえて大変勉強になった〜。
それにしても↑お腹おっきい気がする〜。
ちょっと今年一年、どんな出現率か観察してみたいわね〜。
あとこんなこもいました。
不鮮明でごめんあさーい。多分ヨコエビと思うが・・・。
砂をバタバタ蹴って潜っていくんやけど、そのバタバタがほんまバタバタ!
頭から突っ込んで逆立ちしながら足ばたつかせるのがちょうかわゆかった。
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