お世話になったお店:シーアゲインさん
調べた結果ビワガニ属の仲間に似てます。
スケール的にはこんな感じ。
浮遊系の中でも観察しやすいサイズです。
しかし、いや、これはなんなんだ。
ゾエア期の多くにあるこの左右や頭、種類によってはお尻の方に伸びたあれ。
このゾエアは、本来は赤いぼんぼりが両側に2つ、背中から1つあるはずなのに、両側が1つしかないのです。
って、教えてもらうまで全く気付きませんでしたが・・。
ぼんぼりの形状も重要な同定ポイントになりうる・・かも!ということで侮りがたし生物観察。
しかし長く両方に出たものは最終的にハサミ足になるのかしら?とか、何かしら成体の体と照らし合わせて考えてましたが、どうもあまり関係ないみたいですね?
図鑑を見ていると額から伸びていたら額棘、左右は側棘、このビワガニ属のゾエアの場合、側棘と背棘と呼ばれているようです。
とりあえず「棘」と称されるだけあって、成体時の手足の素ではないのだろう。
この棘の効果については図鑑にも書いていてとても興味深かったのですが、成長でこんなに姿が変わるとはびっくり。
そして、側棘は純粋な1本ではなく途中で節があるようで、本当にくっついているの?と思うような重なり方です。
片方の欠損もおそらくこの節から下が取れているのでは?
これだけ、体に対して長い棘だと良い効果だけとは限らず、引っかかったり加えられたりする可能性もあるから、途中で節になっているのはある意味便利かも?
なんて、体の仕組みをみながら生き方を想像するのがとても楽しい〜のです。
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