2018年2月23日金曜日

キサンゴカクレエビ

エビのバリエーションって、たまに別種に見えるくらいのものがあるけれど、そもそもオスメス、幼成網羅した参考書見つけれてないのでそういうのもあるかもしれない。

今回尾鷲で潜水屋さんに見せてもらったキサンゴカクレエビも、2バリエです。

まずはザ・キサンゴカクレエビ!

水深23-25mくらいで、しゅっしゅっ!と忍びのように動くエビです。

ライト嫌がりますし、人影などにもとても敏感ですね。

よく見ると透けていることをガイドさんに教わり、

おおほんまや!

実はここら一帯にはキサンゴが結構あって、ガイドさんもいるとにらんでいたそうですが、深めなこともあり調査が進まないまま...

今年になってやっとこの辺で見つかったわけですが、どれだけいるか私も一緒に調査したい!と潜ったのに、アヤトリと既に見つかったキサンゴカクレに夢中になりタイムアップ笑。

しかーし、ガイドさんは近くでまた見つけられたみたいですよ〜(゚▽゚)
アヤトリ&キサンゴ定番で見れそうですね!

実は別のポイントでも、またまたガイドさんがキサンゴカクレエビを見つけてて、
こっちは模様が全然違います。あと、オレンジのより大きいかな。

って目、かくれとるやないかーい!

いや、このキサンゴ、めっちゃ難しいとこにおるねん...

で、お気づきでしょうか..このホスト、普通のキサンゴより枝分かれしており、実物みると色が少しくすんでます。
私は枯れかけの老成したキサンゴ?と思ってましたが、ガイドさんはすぐに細かな違いに気づいてました。

キサンゴって実は結構種類があるんですね!
っていう基本的な発見。笑

正直、模様が違うというより別のエビに見えるんですが、最もびっくりするのはその性格。

オレンジのキサンゴカクレエビはくるくるくるくる動くのに、この模様の方は微動だにしません。

一週間前にも見たが、その時と全く同じ位置!!!笑

ライトも嫌いません。

そういえば以前ご紹介したテヅルモヅルにいたエビ、、
これも2バリエ見つけ、結局どちらもテヅルモヅルエビなのかわからぬままですが、目の特徴、尻尾や体の質感というか、そういうのは結構似てて、
同種なのかなぁとぼんやり思ってます。
でも性格は違いました。

こっちの方が細く小さかったですがとても動き回ります。

こちらの方が大きいんですが

こちらは、動いたら見つかることをよく把握しているかのように、だるまさんがころんだって感じのペースで動いては止まる、といった感じです。(撮りやすい)

うーん動かない方が大人似のかなぁ笑

これから観察していきたいね〜!