2018年2月13日火曜日

尾鷲合宿

またまた尾鷲に行って参りました。
今回もお世話になったのは潜水屋さんツアーです!

で、一番の目的はこれです。

ヤギに寄生するイソギンチャク!

..ではなく、そのイソギンチャクを宿主として擬態するエビ、アヤトリカクレエビ!

今まで尾鷲辺りでの目撃情報はなかったらしく、私も初めてなのでワクワク!

まず何がワクワクかって、宿主のイソギンチャク自体が面白い!

ヤギ類にひっついて覆い殺しながら寄生するイソギンチャクです。
どんどん分裂してヤギを覆って行くそうですよ。

寄生するイソギンチャク...なんて甘美な響き...

寄生生物に寄生するエビ...ああ!ものすごく甘美!!!

図鑑を見るとサンゴ礁域では宿主自体が30m以深に多いようで、他も比較的深いところにいるそうですが、尾鷲では水深23m-25mの所にいました。

大きさ的には大人のムチカラマツエビくらい?1cmはあってエビの中では比較的見やすいのですが、擬態がすごくぱっと見わかりません!

ちょっと、へたっぴーなときもあるけど笑

ガイドさんが、しっかりアヤトリカクレエビ写ってるのに、ぱっと見イソギンチャクの写真?と思わせるような写真撮られてて、それがすごく面白かった!

そういうの撮るにはナシジイソギンチャクが開いていたほうが効果的ですね。

ナシジイソギンチャク自体暗い方が開きやすいようで、今回透明度良すぎて開き度は期待してませんでしたが(透明度良くて残念がるという笑)、なぜかバンバン開いてました!

また近くではキサンゴカクレエビも見つかりました!

こちらも深場だそうですが、とにかく尾鷲のキサンゴはよく開いてるなぁという勝手な印象が。意識して見てたからやろうけど。

エビたちの深場耐性というより、宿主が開きやすい環境にいるかいないかが大切なのかな?
擬態の効果が数倍アップする気がするので。