2018年12月29日土曜日

キラッキラの卵!見守る覚悟を決めた魚【青海島ダイブ】その5

キラッキラ!
お店:シーアゲインさん

青海島行く直前、お店のフェイスブックで見て、なにこれ!すごい見たい!!!
そう思ったのがこちら、

アイナメの卵でした。きらきら〜〜〜!綺麗〜〜〜〜!!!!

最初はガイドさんに木の枝を指されたのかと思い

???と思ったが、少し間をおいて卵だとわかる。笑

さらに、

ステージの違う卵が隣り合わせていることは上がってから知る。笑

で次も帰りに寄ってもらい無事に見れたわけですが、こうやってどんどん産み付けていくから、成長ステージの違う卵塊がいっぺんに見れるんだね〜。

「このアイナメパパ、あまり手入れしてないね〜。海藻がつきはじめてる〜」とガイドさんに教えてもらい見てみると、本当に結構ついてました。笑
この写真はまだましな所ですが、それでも着いてますね。

大雑把?と思ったけど、どうも他のアイナメより近づきにくい=臆病みたいで、ダイバーが近づくたびにめっちゃ離れて行くのでお世話どころではなかったのかな?

↑卵塊から離れて様子を見てくる

なにもしないよ〜ごめんね〜と唱えつつ、慣れるまでゆ〜っくり待っていると様子をみるように戻ってきて卵塊の岩にちょこん!
・・・というかドテッと乗り

口でちゅんちゅんしたり、胸ビレをはためかせたり、お!お世話している!!!っていう行動を見ることが出来ました。


しかし・・・結構目立つ卵塊なのに、こんな岩の表面とかに産み付けちゃうのね。
その代わり・・・・・

パパがしっかり守るんだとか。

黄色の、婚姻色を放つアイナメパパ。アイナメ自体、海中では初なのだ。笑

このオスは大きい方らしいけれど、そうね、これくらいのサイズの魚にとって、岩陰に産むのも一苦労だろうし、
そもそも見えにくくて守りきれないと言えなくもない。
それならいっそ、見守れる表面に産むのもありなわけかな?


ああ、それに、お手入れしなきゃならないから、そもそも影になる部分は難しいのかもね。

水深は7.8m・・・。岸寄りにいて日によってダイバーも多く、最終日はまさしくアイナメ!な場所で釣り人が。笑
そりゃ警戒心も高くなるわな。

パパがずっと子守する魚は結構たくさんいるけれど、岩陰とかが多い印象。そんな中、このアイナメは岩陰などない場所で子を世話しているのだから、相当な覚悟がなければ・・・だろう。

初日、アイナメと二人っきりになるまで粘っていたけれど、全く卵に近づいてくれなかったが・・・数日後はアイナメもダイバーに慣れてきたのかだいぶ近づくことが出来ました。




このポイントはビーチだけどボート並みの水深がとれ、アイナメ保育は最後の窒素抜きで寄るって感じだけど、写真で振り返ると30分ねばってやっと安定して近づけてた。笑
深いところにも1匹いて、あまりに色がちがうので

「あのアイナメみたいな魚何ですか?」
「アイナメです」
っていうやり取りをガイドさんとしたくらいでした。笑


さて、アイナメでめっちゃ粘って帰る途中、よちよちしていたタツがいました。

普通のタツノオトシゴかな?かわゆくて数ダイブ必ず寄って帰りましたが、全部軽度の白飛びというか、なんか撮れていなかったorz