2024年8月4日日曜日

ご無沙汰しております(祈りと大半駄文)

まず始めに、私の大好きなビーチでの痛ましいニュースを見ました。
お亡くなりになった方のご冥福をお祈り申し上げるとともに、お子様の回復を一心にお祈り申し上げます。

さて、ご無沙汰しております。久々のblog更新ですがログブック的な要素はなく駄文中の駄文です。 もしよければお付き合い下さい。

前回の更新が2020年でしたが、その更新の通り、ずっと潜れずに現在に至ります。(「潜って描いて」は今の時点で大嘘ですね。)
ただ、海の生き物たちへの興味は変わらず持っています。と言うワケでまぁ見てくれ私のApple Watchの壁紙一部を。
潜ってる頃は私の写真ってほんまセンスないわー(写っている生き物は最高やけど)って思ってましたが、AppleWatchの私の写真最高やん!フォトコン優勝者なん!?(要約:トリミングの力半端ねぇ)って、あの頃の私が出会って撮った生き物に毎日元気をもらってます。



そのような愛おしむ気持ちを持ちつつも、仕事・副業・私生活・別の趣味の全てで色々あって日々が過ぎ、ようやく潜れるかもと思った今、ブランク5年弱になっていました。

そして、私の精神レベルはすっかりオープンウォーター取得前後に完全に戻ってしまったのです。
私のオープンウォーター取得前後はそれはもうひどいもので、なんで自主的に受けに来たんだくらいのビビり方。
唯一落ち着ける要因だったお世話になった船長さんも引退していたため、再開するための勇気が全く持てず今もブランク更新中です。

あの頃は年齢的に否定されるのが怖くてなかなか相談できなかったものの本気でガイドになりたいと思っていたのですが、今思い返しても良い子ダイビングが出来ないタイプだったのでガイドには向いていないなと冷静に振り返れるまでに至りました。


幸い、素潜りは5年前と変わらずできるのですが器材をつけて潜ることに関しては全く自信がない。
器材のメンテナンスもしていないから怖い気持ちも年々上がってる気がします。これがブランクダイバーか。
また、当時からお付き合いしている方も現役ダイバーなので声をかけてくれるんですが、正直、近しい人がいる方が緊張するんねん、と言って結構深い喧嘩になったことも・・・・・・(本当にわがままで申し訳ないが緊張に抗えない)


色々なことが落ち着いた今、またダイビング再開したいもどかしさはあるのですが、この精神では生まれ変わらないと潜れそうにないです。
仕方ないのでイメトレのためにもApple ビジョン Proポチちゃいました。没入系のコンテンツに海があったのでもうこれしか心の準備方法がないと思っています。デモに行ったらマスクに似た圧迫感やったし。


さて、すごいどうでもいいですが、5年前から、本当に色々ありました。
仕事ではコロナ自粛+欠員で業務倍になったり
副業では新たな技術を覚える必要があり、その練習のためひたすら串本の海中を3D化してたり🤣
他の趣味では再熱要因あり再開したら色々発展してしまったり
私生活では結構大きめの資格試験もあったり

そしてこれから数年ほど、お仕事多めに休んで とからにたっぷり行って素潜りはする予定ですが、大きな試験2つ受ける予定なのでダイビングのための心の準備はゆ〜〜くりになりそうです。


ただ、そんなエアダイバーですが、自分が実際に見たこと、その瞬間の海をブログに綴ることは、それがものすごい過去のことであっても全くの無意味ではないと思っていたりします。(見た日付が真実なら)
なので、色々落ち着いた今、当時ダイビングで忙しくてアップできていなかったダイブログを、少しずつでもアップして行けたらいいなと思っていたり?

はぁ。私が大好きだった海は今どうなっているんだろう。
ブログ見れてないし、相方は写真ほとんど撮らない上にダイビング地があまり被ってないし、あの頃よく潜っていた海はすごく遠い存在になってしまいました。
それでもニュースであのビーチをみて(悲しいきっかけだたけれど)、まるで引き戻されたような気持ちでした。




<連絡>
Facebookで繋がっていた皆様へ、申し訳ないですが現在ログインできないので、メッセージも読めていません。
本当に申し訳ございませんが引き続きログインできないのでよろしくお願い申し上げます。
て、ブログ見てない可能性しかありませんが見てたらご容赦下さい。

2020年10月18日日曜日

帆を開いておくれ【串本ダイブ】10月その10

ホタテが出ていると聞き、引っ込めたらいややから最後に撮る〜といって近くをうろうろしてたんですが・・・
振り返るとみんなめっちゃ近づいてて!!!全然引っ込みませんね、このホタテツノハゼ〜。

お世話になったお店:バブルリングダイバーズ串本店

さすがの私もひっこめませんでしたが・・・・、
ホをなかなか開いてくれん〜〜。

そのおかげで、みんながはけてるのに気づかず、いざ撮ろうと行こうとしたらちょっとどこかわからんくて涙目になってました。笑
(すぐガイドさんきてくれたけどw)

帆をたててくれないので、この帆はどうして開くんやろうと考えてました。
威嚇なのか、アピールなのか、おしゃれなのか。

とりあえず私が大きいのに近くに行きすぎて威嚇もくそもないんかも・・・と思い1mくらいまで離れると・・・開いてくれた!

開いてくれるねんけど、開いた瞬間90度角度を変えるので;▽;;▽;笑。私もポジションを変える羽目に。

それでも一回開くと結構開いてくれるし、潜ったりもしないのでわしわし近づいてみました。

完璧じゃ!
あーーーーあーーーー全部、帆の方にピントあってる・・・!
そいう言えば写真撮ってる間ずっと帆ばかりみてたな・・・しくしくしく。


テッポウエビは流石に近寄るとはいっちゃいますので、やっぱ適度な距離がええっすな。

ホタテまちの間近くにオニハゼもいてめちゃはしゃぎましたが、こちらはめちゃ速攻でひっこめました・・・・。
証拠写真やな。


砂地と岩場の境目にはキンチャクダイの幼魚が〜。
キンチャクダイの幼魚自体は先月・先々月から結構見れてましたが
毎回さらっとどっかに行かれちゃって;; 今回は砂地のはしであんまり動かなかったので撮らせてもらえました〜♪

クマノミのおチビがめっちゃついているイソギンチャクもあったなぁ。
備前たのし〜
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実にほっぺたかわいい【串本ダイブ】10月その9

口内保育中のお魚は、じつに可愛い。

お世話になったお店:バブルリングダイバーズ串本店様


ほっぺたというかアゴというか〜笑。
キンセンイシモチの方かな。口内保育。

口内保育仕立ての頃は意外とわからない程度だけど、卵は目がキラキラしていたのでもう結構育ってる感じかな?アゴアイーンでした。
このこを紹介してもらう前の私はモンガラカワハギのことで頭いっぱいでした。笑
内湾で出ていると聞き、実は私は串本でモンガラカワハギを見ることが最大の夢だったので、もしかしたら今日、私の夢の一つが叶ってしまうのかもしれない・・・と。
(※ちなみに串本では季節来遊魚としてたびたび出てきますが私が会えたことがないだけw)

結果見つからなかったのですが、かなり後半まで心ここにあらずでふらふら泳いでました。笑
ふと振り向くとガイドさんが両手でほっぺたぽんぽんぽんぽん、リスのほっぺたの様にしている。

普通ならすぐ口内保育とわかるんですが、その仕草が可愛すぎて「なんか可愛いことしてる?」と見つめてしまいました。笑

ほれほれ、アップしたらちゃんと口におるよ!
結構こんな時期まで口内保育しているんだね〜〜。

それにしても、後ろにイシヨウジいるの全然気づかなかった!
めっちゃいい感じにならんどる〜!


キンセンイシモチ、卵の受け渡しもハッチも見たことないのでみたいなぁ〜

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2020年10月13日火曜日

そっくりさんたち【串本ダイブ】10月その8

アンドのミズガメカイメン、可愛い子もついておりますぞ。
お世話になったお店:バブルリングダイバーズ様

シマキンチャクフグの幼魚❣️
ピンク+幼魚はあか〜ん❤️

毎年この時期そうやったんかもしれませんが・・・今年はそこらかしこにシマキンチャクフグの幼魚がいる様に感じます。

と、同時にそっくりな生き物であるノコギリハギの幼魚も見られますね。

(別ポイントで撮ったもの)
※透明ですが背鰭、腹鰭が見分けのポイントなのでぜひ真横から〜!透明なヒレが写りにくい時は、真後ろから撮って体の厚みや形を見比べるのが一番かも〜!

いつもはどうやったかな〜〜〜。この2種を一緒に撮るのが夢なんですが、なかなか同時期に会えていなかった気がするので、今年はなんか場所は違えど同時期に会えているので嬉しい。
あと、同じ場所で撮られているガイドさんもいてよだれ出ました❣️


今回同時期に見て思ったのは、別種どころか別グループやのにやっぱ似てるということと、たまに2匹くらいでいるのは高確率でノコギリハギで、シマキンチャクフグはほぼ1匹でいる気がします。(ノコギリハギも単体の方が多いけどね)

ついでなので、もう一種そっくりさんを載っけておこうと過去pic漁りましたらちゃんとタグ付していたのであっさり見つかりました。笑
ハナキンチャクフグですね。
これはもう色でわかりますが、もっと色が薄いとわかりづらいかな〜?

実は成魚的にはこの3種の中でハナキンチャクフグが一番串本にいます。笑
でも幼魚は今回一切見れませんでした。
探していなかったというのも大きいですね。思い返すとハナキンチャクフグの幼魚はシマキンチャクフグと同様単体で見かけることが多いんですが、岩陰でみることの方が多い気がします。なので探さないと見つけにくいというのは大きいかもしれません。
シマキンチャクフグも物陰っぽいところにいる気はしますが・・・ちょっとよく思い出せません!笑

一方でノコギリハギの幼魚はソフトコーラルや何かポイントになるものについていることが多い気がします。
今回はイソギンチャクについているのも見てびっくりしましたよ!証拠写真程度やけど↓
(何がびっくりって、このイソギンチャククマノミもついていたように見えたので、ようゆるしてくれたなぁ。)

ってことで、ハナキンチャクフグもいたかもしれませんが、過去の写真からももう少し早い時期なのかもしれません。
ちなみに大人はたくさんみかけました。笑

是非みなさま、シマキンチャクフグとノコギリハギが揃ってる時期に串本へ〜❤️
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季節限定ポイント解禁〜!【串本ダイブ】10月その7

へっへっへ。アンド解禁ぞ〜〜〜!今回はこのためにやってきました。
(本当は内湾にモンガラカワハギ出現中ということでそっちがめっちゃ気になってたんですが、「持ってない女」なのであえてガツガツしないことで逆に見れる作戦実行してました。)

お世話になったお店:バブルリングダイバーズ様


ちゅーことで、串本の大きいミズガメカイメンではお馴染みになってきたキクチカニダマシ属の1種を探しまくる。
スジテコシオリエビ(で合ってるかわからんが笑)は大きいのから小さいのまでよりどりみどりでしたが、キクチさんがいない!

以前出ていた別種と思われる青いカニダマシや高確率でいるヤミハタの幼魚なんかも狙いましたがおらず、わーんと思っていたら・・・
キクチカニダマシ属の1種のおちびはいた〜!!
5mmくらいやったかな。まだ体色があまりはっきりしていませんが、おそらくキクチカニダマシ属の1種と思われます。

ちっさ!

それとそれと気になるこが。
他の生物見てるときにゴミがふわっと流れて・・・
ん・・・いやゴミちゃうやん!見た感じ体高1mmちょっとくらい。体長もちょっと思い出せませんが、映像で見るよりゴミ感すごいです笑。

最初何の魚かわかりませんでしたが、ちょうど裏っ側に回ると色のついたノコギリヨウジの若者が数匹固まってまして、調べるとやはりノコギリヨウジの幼魚のようです。

えーめちゃくちゃ地味な色だー!成魚と全然違うというか・・・・。
幼魚の方が綺麗パターンに慣れすぎて、これは新鮮でした。
途中で登場するオキゴンベっぽいのもまだ幼魚ですよ〜。

キクチさん見てるときあたりだったかもタツノオトシゴ系の幼魚っぽいのを見たのですが一瞬で見失ったのでわからずでした。もしかしたらノコギリヨウジの幼魚がそれっぽいポーズとってただけかもですが。(色が似てたので)

はーやっぱりアンドのミズガメカイメンは何かいるな〜〜❤️


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2020年10月11日日曜日

船に乗るだけの場所じゃない【串本ダイブ】10月その6

袋港のはずれでスノーケルしていたらサザナミフグの幼魚がいました。
きゅん。いしころみたい!
※ちなみに、袋港はダイビング船がかなり行き交う場所なので泳ぐならはずれの砂浜の方にいきましょう笑
ヤドカリを覗き見してけっこう突っついてましたが、隠れられたのか攻撃を食らったのか、捕食には至ってませんでした。覗き見の仕草がめちゃかわいかったぞ。

この港は、普段私たちが歩く下が空洞になっていて、潮が引いているとトンネルが現れます。


で、下は面白くって実は結構大物がいたりするんですが・・・・暗いし汽水域だしでよく見えるのは稀。
めちゃくちゃ下まで潜水したい状況なんですが、満ちているときにトンネルに上がっちゃったり、船が来たりしたら詰みなのでここでは決して潜水しません。水面から見るのみ。

もうちょっと上手く素潜りできたらええんやけどね・・・。

今回、もっと汽水域まで行こうかと思ったんですがサザナミフグの幼魚の可愛さに射られて、ほぼそっから動けませんでした。
しかし晴れ続きだったからか、かつてないくらいサーモがかかっていなかった!
み、見やすい!

袋港はダイバーも釣り人も多いけど、串本のこの規模の港の中では綺麗な方じゃないかなぁ〜。どうやろ?
釣りなんかの影響で色々察知してやってくるので魚影は濃ゆかったり、クロホシイシモチもちゃんと時期によりペアになり始めたりで繁殖活動もしていると思われるし、ニジギンポが卵産み付けているのも見たことがある。(過去の投稿はこちら

私がよく潜るビーチより汽水なので冷えるけど、カイなどの特徴からもハゼ類の産卵観察できるんちゃうかなぁと気になってます。^v^

船に乗るだけの場所じゃないんだよう〜〜〜!

しかし、ここ潜るたびにバブルリングさんに船の梯子をおろしてもらって楽々エキジットしてます。(もちろんダイビング利用する時ね)
本当に感謝です🙇‍♀️
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2020年10月10日土曜日

ビーチで三角座りする人【串本ダイブ】10月その5

数時間スノーケルをして、ふと水を飲みに行こうかと顔をあげると、ビーチで三角・・・・かはあやふやだが、座っている人がいた。
あああ、これ懐かしい!
(ちょう浅場で、陽を浴びる様にのんびりしていたアオヤガラ。今ビーチのそこかしこにいます。)

実は私もダイビング始めてから数年前まで、よくこのビーチで三角座りをしていたのです。
結構一人になりたい性格なので、ダイビング後はビーチにきて軽くビーチコーミングしながら夕日を待ち、夜空を見るのが私のアフターダイブでした。

(先月は上から見ても真っ白だったハードコーラルたちが、色を戻し始めていました。)

しかし陸にいても考えることは水中のことばかり。
今こんなのがいるのかな? いつものあの子はどうしているのかな?と妄想したり、ビーチの水中mapを描くために全貌が見渡せるところでイメージを固めたり。
あと一時期、ここで単独潜水したいがためにインストラクターになろうか悩んだりね。(不純ですみません)

そんな頃、過去のブログの通り、たくさんのゴミを見過ごすことも多くなって、ビーチに座ることが躊躇われ三角座わりも卒業。

(シコロサンゴは幼魚とソラスズメダイたちで盛り上がっているよ♪)

まー結局、妄想するくらいならタンクなしでも海をのぞけばいいし、絶望するくらいならたった一つだけでも拾った方が良いと、今のスノーケル+水中のゴミ拾いって形におさまり、今では三角座りしていた時間が勿体ないとさえ思えるくらい!
(感謝するべきはバブルリングダイバーズさんで拾ったゴミを処理させてもらっているので、拾いやすくなったのが大きいね)
(水中のゴミを拾うため素潜り頑張るのだ!)

だから三角?座りをするおにーさんを見て、妙に懐かしくなってしまった。

おにーさんも見てないで泳げばいいのに、潜ればいいのに、って思ったけど、根本的に人見知りなのでとりあえず関わらない様に水を飲みに行くのはやめて泳ぎ続けました。笑笑


あぁ、スノーケル終了の合図、日没だ。
最近は暗くなるのが早くなってきて夏の終わりを感じるね。
エキジットは惜しむ気持ちが強くて、波打ち際(水中側w)でお風呂みたいに半身浴しながら夕日をみます。

あ、私半身浴で三角座りして夕日見てたわ!
三角座り、卒業できてなかった笑。
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イシガキイシダイ【串本ダイブ】10月その4

朝練・・・。ダイビング前にビーチでひと泳ぎするのが串本でのルーチン?ルーティン?です。
ただし、1本目があんまり早くない時ね。あと真冬はふとんとお友達です・・・。笑笑

ビーチの水温は26.8-28度。
さすがに10月やし朝は寒いかなと思ったんですが、水着+上のみ1ミリインナーでちょっとひやっとするかな、くらいでした。
陸が寒かった日は水着+上2ミリ+下1ミリインナー着たら水中(水面?)は微塵も寒くない!1-2時間泳いでも問題ありませんでした。

ちなみにフードはいつでも必須です。笑。 寒さ対策というより、クラゲや、万が一潮に押された時に岩から少しでも守るためとか、髪の毛邪魔で集中出来ないからとかいう理由です。

朝練は良いぞ〜〜。
まだ人の入ってないビーチはとにかく気持ち良くって、ありがたいことにずっと穏やかで、ちょうど泳ぐ時間が満潮だったので透明度もよく、あーたまらんってなるわけです。
(干潮時は出る岩たちもとっぷりと)
海中はですね、そういえば以前早朝ダイブした時はヒブダイの雌相が集団で朝ごはんを食べるかの如く通っていったりしたのですが、今回もヒブダイではないもののそんな感じで、アイゴやメジナの幼魚たちが集団で岩をつつきながら移動していました。

彼らは、真正面までこちらに泳いできて、「あ!なんかいる!」って止まって、じ〜〜っと水面のこちらを見上げてくるのですが、群れで見上げてくるのでクセになる可愛さですよ。笑

全体的に幼魚から若魚へ突入しかけのサイズが増えてきてますなぁ。すくすくと。

ビーチの奥の方へ行くとイシダイの幼魚も結構いました。イシダイの幼魚はめちゃくちゃ・・・めっちゃくっちゃ人懐っこいのですが、もうあんまり遊んでくれないくらいの年頃が多かったかな。それでもまだ幼魚の領域。
一方、イシガキダイもいて、こちらは幼魚というよりは若魚と言えそうな、イシダイのサイズより大きい子が多かったです。

そんな中目をひいたのがこちら。
これはうわさのハイブリッド、イシダイ×イシガキダイなのか〜〜〜!!!!!

一瞬イシダイが成魚になる過程か?とも思ったけどそんなことはなくって、やっぱりハイブリッドっぽい。
ちょっと厄介なのが、上記ハイブリッドは近大が人工的に作ったもの(通称「キンダイ」)も放流されているということで、人工か天然かわからないのがもやっとするね。

放流に関しては賛否両論あると思いますがその是非は置いといて、いつどこでどれくらい何を放流したかは公表していつでも閲覧できる様にして欲しいなぁって思います。

他にも〜〜、 このビーチでたまにみるツバメウオの幼魚。いや、ナンヨウツバメウオの方ですかね?
育って住崎1番あたりにいつくんだぞ〜と思ったけど、串本で成魚として現れるのは普通のツバメウオになるのかな?
一方で、ビーチなどでよくみる幼魚はナンヨウツバメウオぽそうな気がする。

見た目は写真があれで特徴撮れてませんが、図鑑などの生態を見るとビーチ付近で泳いでそうなのはナンヨウツバメウオっぽそうで、
一方、成魚が串本にいつく場合水温的にも普通のツバメウオぽそーなんですよね〜。
とすると大きくなっても住崎には行ってくれないのだろーか笑


ビーチ全体的にタカノハダイの若魚もたくさんいました。
この子はお寝坊さん〜笑

さて、ビーチの手前に戻ってきまして、いつもモンガラ一族の幼魚がいるようなあたりに見慣れぬモンガラ一族が! (説明しよう! モンガラ一族とはフグ目-モンガラカワハギ科の仲間をさすのだ! )
なんとMyお初、クラカケモンガラ〜〜!!!
2匹見つけました。(モンガラ一族あるある・・・1匹追っていたら逃げた先にもう一匹いる)

毎年この辺りでモンガラ一族であるキヘリモンガラ、ムラサメモンガラ、ツマジロモンガラのいずれかは見ていたが、今回新たにクラカケモンガラが加わりました。

幼魚の季節はこれだからたまらん〜!

ふ〜朝練たまらん。
キラキラ〜!

海老網漁も始まり、考えあってあまりダイビング自体を詰め込んでいないのでしばらくゆっくり出港になりそうなので、朝練に勤しむぞ〜〜〜!
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2020年10月8日木曜日

天然のガイド力【串本ダイブ】10月その3

串本にて、ずっと見たかったカンザシヤドカリ属の1種をみることが出来ました。
このこ〜
お世話になったお店:バブルリングダイバーズ 串本店様

そもそも、最近別のお店を利用されているダイバーさんがFBにアップされていて、見たいやつやん!!!!!!!ってなっていたんですが、そのお店は私もお世話になっていたので、今度そちらのお店に行った際リクエストしようと思って、今回は一切その話に触れていませんでした。


どこのポイントにいるかなども聞いていなかったので、まぁ、一応、今回はリクエストしないけど心当たりあるところ通ってもらおう・・・と全く期待せず行ったわけです。
そして自力で探してもやっぱり見つけられなかったのですが、ガイドさんがカンザシヤドカリ系いるよ、と指してくれたまさしくそこに、カンザシヤドカリ属の1種が!!!!!!
Aちゃんナイス!ナイス!!!!!!と「いいね」1万回くらい押しながら写真撮りました。
言ってないのに見たいものを見せてくれる、天然のガイド力。笑

あまりに興奮しすぎて・・・・
きっかけとなった冒頭のダイバーさんのお写真は、背景の水の色が入っていて綺麗やな〜まねしたいなぁ〜、なんて思っていたのに、まっっっっったく水の色とか頭から抜けて、いかに爪や特徴をしっかり撮影するかに注力してしまいました😂

このカンザシヤドカリは20年くらい前に発行された海の甲殻類にも載っていて(そのころはニシキカンザシヤドカリも和名なしだよ〜!)、2014年に発行されているネイチャーウォッチングガイドブックヤドカリでも、まだカンザシヤドカリ属の1種。
いつ名前つくんだか〜。

ちなみに、カンザシヤドカリと
(手伸ばしてる様でかわいかったので笑)

ニシキカンザシヤドカリ〜
爪がちがうでしょ〜
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2020年10月7日水曜日

白化イソギンチャクの異常な美しさ【串本ダイブ】10月その2

前回の串本ログで書ききれなかったビーチの白化イソギンチャクのお話。
イソギンチャクもサンゴと同じ理由で白化するわけです。

中でもセンター前ビーチにたくさんいるイソギンチャク・・・おそらくグビジンイソギンチャクと思うんですが・・・、その白化と美しさは目を見張るものがあります。
見よ、この美しさよ。

多くは↓のような白+ピンクで、これでも十分綺麗なんですが・・・

まれにオレンジなんかもいて・・・!

それでそれでお店出発時間の1時間前くらいになって見つけたのが冒頭の写真、白少々+ピンク+オレンジどちらもしっかり揃っている白化イソギンチャクでした。

うおお、なんじゃめっちゃ綺麗〜〜〜!!!
綺麗やけど、綺麗やけど、きっと何もついてへんのやろうなぁ・・・なんて思いつつ笑。スノーケルやったんで一応下までいってよく見てみる。

すると奇跡の〜〜〜

イソギンチャクモエビの若い子〜〜〜〜!!!!!
きゃ〜〜〜もう!時間あればショップさんに手当たり次第、これからビーチでダイビングさせて下さいとお願いして回ったことでしょう。
一眼で撮りたかったもの・・・!
いや、どっちかってーと私の撮る系統の写真ではないので、上手い人に撮ってもらいたかった。笑


さて、手放しで感動出来ないのがこの白化という理由からですが、イソギンチャクはお口からも栄養摂取すると思うので
(昔撮った別種のイソギンチャクのお食事写真↓)
サンゴの様にモロに影響は受けないだろうと思っていますが・・・・白化が回復するスピードはもしかしたらサンゴの方が圧倒的に早いのかもしれない?
そう感じるくらい、今回、サンゴは回復していたのにイソギンチャクはまだまだ白いな、と感じました。
オレンジとかピンクの部分は褐虫藻が戻ってきているのかもわからんのですが、色付きのは増えた様な?

あと口から栄養とろうにも白いことで獲物を捕まえ難くなるのでは・・・?とも感じました。
というのも、こうやってみると一目瞭然のイソギンチャクですが、
それはあくまで白化しているから。
白化していなければ、水面からはほとんどの人が気づかないかもしれません。

このビーチが大好きな私でさえ、このイソギンチャク・・・こんなにおったんや・・と思いますもん。笑

↓この写真、おそらく同じ種の白化していないバージョンと思うんですが・・・・たとえ違ったとしても普段はこんな色や、も少し薄い色なんです。

昔ビーチでイソギンチャクエビ(イソギンチャクモではない)系のペアがこのイソギンチャクだったか、についていたことあったけど、1回きりだったし、
他にもあんまり何もついていないイメージだったので今回はラッキーでしたが・・・う〜ん、はよ元気にはなって欲しいね〜。
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