2020年10月10日土曜日

イシガキイシダイ【串本ダイブ】10月その4

朝練・・・。ダイビング前にビーチでひと泳ぎするのが串本でのルーチン?ルーティン?です。
ただし、1本目があんまり早くない時ね。あと真冬はふとんとお友達です・・・。笑笑

ビーチの水温は26.8-28度。
さすがに10月やし朝は寒いかなと思ったんですが、水着+上のみ1ミリインナーでちょっとひやっとするかな、くらいでした。
陸が寒かった日は水着+上2ミリ+下1ミリインナー着たら水中(水面?)は微塵も寒くない!1-2時間泳いでも問題ありませんでした。

ちなみにフードはいつでも必須です。笑。 寒さ対策というより、クラゲや、万が一潮に押された時に岩から少しでも守るためとか、髪の毛邪魔で集中出来ないからとかいう理由です。

朝練は良いぞ〜〜。
まだ人の入ってないビーチはとにかく気持ち良くって、ありがたいことにずっと穏やかで、ちょうど泳ぐ時間が満潮だったので透明度もよく、あーたまらんってなるわけです。
(干潮時は出る岩たちもとっぷりと)
海中はですね、そういえば以前早朝ダイブした時はヒブダイの雌相が集団で朝ごはんを食べるかの如く通っていったりしたのですが、今回もヒブダイではないもののそんな感じで、アイゴやメジナの幼魚たちが集団で岩をつつきながら移動していました。

彼らは、真正面までこちらに泳いできて、「あ!なんかいる!」って止まって、じ〜〜っと水面のこちらを見上げてくるのですが、群れで見上げてくるのでクセになる可愛さですよ。笑

全体的に幼魚から若魚へ突入しかけのサイズが増えてきてますなぁ。すくすくと。

ビーチの奥の方へ行くとイシダイの幼魚も結構いました。イシダイの幼魚はめちゃくちゃ・・・めっちゃくっちゃ人懐っこいのですが、もうあんまり遊んでくれないくらいの年頃が多かったかな。それでもまだ幼魚の領域。
一方、イシガキダイもいて、こちらは幼魚というよりは若魚と言えそうな、イシダイのサイズより大きい子が多かったです。

そんな中目をひいたのがこちら。
これはうわさのハイブリッド、イシダイ×イシガキダイなのか〜〜〜!!!!!

一瞬イシダイが成魚になる過程か?とも思ったけどそんなことはなくって、やっぱりハイブリッドっぽい。
ちょっと厄介なのが、上記ハイブリッドは近大が人工的に作ったもの(通称「キンダイ」)も放流されているということで、人工か天然かわからないのがもやっとするね。

放流に関しては賛否両論あると思いますがその是非は置いといて、いつどこでどれくらい何を放流したかは公表していつでも閲覧できる様にして欲しいなぁって思います。

他にも〜〜、 このビーチでたまにみるツバメウオの幼魚。いや、ナンヨウツバメウオの方ですかね?
育って住崎1番あたりにいつくんだぞ〜と思ったけど、串本で成魚として現れるのは普通のツバメウオになるのかな?
一方で、ビーチなどでよくみる幼魚はナンヨウツバメウオぽそうな気がする。

見た目は写真があれで特徴撮れてませんが、図鑑などの生態を見るとビーチ付近で泳いでそうなのはナンヨウツバメウオっぽそうで、
一方、成魚が串本にいつく場合水温的にも普通のツバメウオぽそーなんですよね〜。
とすると大きくなっても住崎には行ってくれないのだろーか笑


ビーチ全体的にタカノハダイの若魚もたくさんいました。
この子はお寝坊さん〜笑

さて、ビーチの手前に戻ってきまして、いつもモンガラ一族の幼魚がいるようなあたりに見慣れぬモンガラ一族が! (説明しよう! モンガラ一族とはフグ目-モンガラカワハギ科の仲間をさすのだ! )
なんとMyお初、クラカケモンガラ〜〜!!!
2匹見つけました。(モンガラ一族あるある・・・1匹追っていたら逃げた先にもう一匹いる)

毎年この辺りでモンガラ一族であるキヘリモンガラ、ムラサメモンガラ、ツマジロモンガラのいずれかは見ていたが、今回新たにクラカケモンガラが加わりました。

幼魚の季節はこれだからたまらん〜!

ふ〜朝練たまらん。
キラキラ〜!

海老網漁も始まり、考えあってあまりダイビング自体を詰め込んでいないのでしばらくゆっくり出港になりそうなので、朝練に勤しむぞ〜〜〜!
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