2019年1月3日木曜日

2018年を振り返って2【串本・古座・須江エリア】

2018年を振り返って2はマイホーム串本エリアです。
2014年からダイビングを始め、もはや住崎(串本西エリア)しか潜ったことないんちゃうかくらいの勢いで通っていた串本。
2018年は一変して色々なところに行った他、串本周辺のエリアも拡大しました。西だけではなく古座や須江へ。

5月 古座


お店:ダイブクーザさん

なんとなくシックな海のイメージでしたが、中は生き物・はえものの彩りがすごい!!
かなり見たかったニシキスベヨコエビやホムラスベヨコエビなどキレイ系のヨコエビが〜!今年から持ち始めた一眼で、ようやくまともにピント合ったのがこの両ヨコエビで、マクロものをファインダーで見てピントが合った時のなんとも言えん気持ち良さを味わうことができました。
すごく綺麗なウミウシも多く、セトリュウグウウミウシやミズタマウミウシがめっちゃいた印象。近くなのに串本であまり見ないウミウシが多かった。
他に赤いワレカラなどカラフル!テヅルモヅルがわんさかわんさかいたのも気になる〜〜〜。
オーナーの注目視点がかなり自分好みで楽しかったし、あと声が忘れられない・・・。
2019年は古座川も行きたいし、古座自体もっともっと見て、串本西側との違いを味わいたいなあ〜。

6月 須江


お店:須江ダイビングセンター

スーパービーチで有名な内浦は閉まっている時に行きましたが、別ポイントもすごい〜!
フォトコンなどで見てこれすごい見たい!と思っていたオキノスジエビ。恐ろしいほどライトに反応してワサワサ逃げていき、結構な深さで格闘しました。だけどゆっくり撮らせてもらったので楽しすぎました!
そのあとはイサキの群れがすごおおおおおお!
串本西側エリアでも巨大なイサキの群れが来ていたようでそれはあまり見れなかったのですが、実は須江で先に見ておりました。笑
こっちもすっごいすっごい群れで、イサキ天の川?!イサキ万里の長城?!イサキ流しそうめん?!なんかよくわからんがすごい大軍が綺麗な帯で群れ泳いでました。
-30のオキノスジエビ〜-7くらいのコケギンポまでの間、色々いたしイサキ以外にもクロホシイシモチなどおそらく定番でいている群れもありましたが、ほぼ一つの根にいたように思います。
動いたのは上下くらいで色々見れるという・・・おそるべし!
2019年はオキノスジエビの抱卵、内浦ビーチで深海魚来たりしないかな〜〜なんて〜〜!あとドリフト!それと飲みパートも〜。

1月・3月・5月・7月〜12月 串本


お店:バブルリングダイバーズ様(正式には9月〜で、それまではどぅさん)

今年は一歩離れて見たホーム串本。
今でもホームの海をもっと見たい、もっと知りたい気持ちはつきませんが、バディダイブばかりしていたためガイドさんを付けないダイビングに限界を感じて距離を置いてみたのでした。
一歩外にでて見ると、まるで異世界のように表情を変える海。でもやっぱり繋がっているんだと感じる海。
たくさんのガイドさんたちにたくさんのことを教えてもらい、気づけば串本でも大きく前進できた年だったな。

前半はほぼバディダイブ。
まず年始から初めての出雲ボートに乗ることができた年でした。そこで落としアンカー動いたにも関わらずロストを免れる謎の奇跡〜!

普段潜る西側は2017年同様水温も低く14度台もしばしば。それに寒くなったのも早かった気はしますが・・・どうだろう。
センター前ビーチでも見たことなかったメバルが一時期結構いたり、いつも草原のようになる海藻が時期になってもなかったと聞いたり、何となく環境変わったのかな?なんて。
それでも住崎の白黒クマノミちゃん(結構高齢かと思われる)が生存していたのと、センター前ビーチのシコロサンゴがなんとか持ってるのとでホッとして2019年を迎えました。
前半透明度いまいちやった気がするけど、秋からはスコーンって感じやったしね〜〜。サルパ祭りもあったし〜〜!

他にも自分自身でやったぞ!っていう自慢を聞いてください。笑
・イソギンチャクモドキカクレエビを見つけれた(細かくいうと2017の年末だが)
・極小ウミウシがだいぶ見つけれるようになった
・クロホシイシモチがペアになっているのを見分けれるようになった
・ヒメギンポの求愛・産卵行動見つけれた
・カエルウオの保育を見つけれた
・ニジギンポ の保育も見つけれた
・クモハゼと戯れた
・ジャックナイフ潜降が少しできてきた気がする(ヤハズアナエビ、シュノーケルで写真撮れたもの笑
・センター前ビーチの巨大シコロサンゴのヤマダテできた(今まで偶然たどりついていた・・)
・8ミリスーツデビュー
・500本を迎えれた

うーん、私にしてはすごい前進なんです〜〜!

数年前ヘルプのガイドさんにボートポイントで見せてもらったイソギンチャクモドキ。
むしろセンター前ビーチの方があると聞いてそれ自体は見つけていたのですが・・・その中にいるイソギンチャクモドキカクレエビを見つけることができていませんでした。
それが2018というか2017の年末やけど、やっとそれっぽいエビを見つけることができ・・・ガイドさんに教えてもらっていたからこそでした。

またクロホシイシモチは残念ながら産卵見るに至りませんでしたが、ペアになっているかなっていないかの見分けはできるようになりました。
これは奄美大島で教えてもらい、産卵実践は梶賀で見せてもらったおかげやし、
ニジギンポ の保育に気づけたのは奄美大島でニジギンポ ・水俣でナベカなど、似たような感じの保育行動を見せてもらっていたからで、まさしく旅したおかげ〜!



ヒメギンポの求愛・産卵行動はダイバーさんがアップしていた動画で前もって勉強していたから兆候がわかったんやし、

クモハゼと戯れれたのは・・・・クモハゼが仲良くしてくれたおかげ・・・


極小ウミウシ認識度が高まったのは、それだけじっくり見ていても許してくれるバディさん、
あと後半からはガイドさんがいたからですね。



最後にやったぞ〜ではないけれど、ようやく・・・串本でガイド付きの時のお店を変えた年でもありました。
正直これは悩みました。
バディダイブしにくくなるし、何よりなんだかんだ言ってオープンとったお店です。
どんなやめたくなる理由を押しのけてもお世話になったという気持ちがあるからなぁ。

だけど何より自分がしたいダイビング・見たい串本を追求した結果であり、それをできないのはお店が原因なのではなく、取捨選択できない自分にあると気づいたから動いた年でした。

これからたくさんのガイドさんの背中を見て、そしてその上でやっぱり自分で探す串本もしてみたい。
2019年の串本ではバディダイブできるお店を引き続き探しながら、
プロの案内人のもとでできるダイビング・・・写真に集中するとか、みたいものリクエストするとか、串本の外洋を知るとか、そういうダイビングをしていきたいな。そして密かにしっかり吸収する年にしたいです。